あけぼの幼稚園の給食について

 平成25年4月から、新園舎の厨房で和食中心の自園給食を開始しています。

 あけぼの幼稚園は、造形・音楽・情操の3つの柱と共に食育を幼少期の大切な柱ととらえ、和食を中心とした給食を提供します。味覚の発達するこの時期に子どもたちの舌に本物の食べ物の味を覚えさせ、成長してからも正しい食べ物の選択ができるように育ってほしいという思いから厳選した食材・調味料を使用し、給食職員が心をこめて作ります。

あけぼの幼稚園の給食に対する基本的な考え方
  1. 生命力あふれる“発芽玄米”を主に使用します。
    (時々子ども達の大好きな麺類等を提供します。)
  2. 発酵食品(味噌・醤油・納豆など)をしっかり摂ります。
  3. 季節の野菜をしっかり摂ります。
  4. 油をとりすぎないようにします。
  5. 調味料は、自然な塩、精製度の低い黒砂糖を少量使用し、味噌・醤油等も厳選したものを用います。
発芽玄米について

発芽玄米とは、簡単にいえば芽を出した玄米のことです。

本園では、玄米を水に浸けて、水を毎日取り替え、夏場は2~3日、冬場は、4~5日置き、発芽直前の状態にして、発芽させることによって、中で眠っていた酵素が一斉に活性化し、胚芽にギャバ(ガンマーアミノ酸)がたくさん蓄積される他、玄米の有効成分が増え、最高の栄養状態になります。 わずかに発芽することで、糖分が分解されて甘みが加わり、柔らかく、噛めば噛むほど味のでる美味しい米に変身します。味も栄養も段違い!

 玄米は‘生命力’があるつまり“生きている”【米】なのです。 (玄米には40~50種類の栄養素を含み、私たちが必要とする50~60種類の栄養素の大半を含んでいます。これを精白して白米にしてしまうのは、実にもったいない話です。)

 

ギャバの主な効能について

  1. 血管を拡張して、血圧を降下、安定させる。
  2. 脳内の血液を活発にして代謝機能を促進させる。
  3. 脳内のグルタミン酸比率を抑え、脳神経を安定させる。
  4. 中性脂肪の増加を抑制させ、肥満や動脈硬化を予防する。
  5. 脳神経細胞を活性化させ、学習力と記憶力を促進させる。

 命を育む本物の食べ物のわかる舌や食べ物に感謝する心を育て、感性豊かな子どもに育ってほしいと願っています。

 

今日の給食とこんだて

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